子供の運動音痴が改善!【我が家の体験談】運動神経は性格の影響が大きかった。

子育て

お子さんの運動神経が悪いのは自分の運動神経が悪いからだと諦めている方、

自分達の運動神経が悪いから、これから生まれてくる子どもの運動神経を心配している方、

ぜひこのページを見て安心してください。そして、これからの行動を変えるヒントにしてみてください。

運動神経は性格が影響する!?

なんと運動神経には、性格が大きく影響します。これは、運動の苦手な私達両親から産まれた2人の息子を育てて分かった結論です。(因みに、息子たちの幼稚園時代は、長男は運動苦手、次男は運動大好きでした。)

ではまずは、どのように性格が影響するのか説明します。

0歳児の育児をした経験がない方はイメージがわかないかもしれませんが、子供って0歳の頃から個人差が非常に大きいです。かなり早い段階から性格がはっきりしていて、慎重な子とチャレンジ精神旺盛な子では行動が全然違います。

慎重な子は、0歳の頃から何をやるにも一歩踏み出すのにすごく勇気を必要とします。絶対にぶつからない高さのダイニングテーブルの下でさえ、頭が当たる事を恐れてハイハイをためらいます。

逆に、チャレンジ精神旺盛な子は、0歳の頃から気になる所にはどんな障害も乗り越えて行ってみたいし、自分の可能性を確認しちゃうのです。できるかな?やってみよう!そして、新たな一歩を踏み出すことでどんどん出来る様になっていきます。

慎重な子が一歩一歩ゆっくり踏み出している間に、チャレンジ精神旺盛な子はどんどん動き回ります。そして、色々な事が出来るようになり、どんどん運動神経が良くなっていきます。

つまり、この性格の違いからくる行動の違いが、歳を重ねるごとにどんどん運動神経に差をつけていくのです。

これが運動神経は持って生まれた性格の影響を大きく受けるという理由です。

運動神経がいい子と悪い子の違いは?

運動神経がいい子に出会うと、運動神経が良くていいなぁ、と今の事実だけを見てうらやましがったりしてしまいがちです。

しかし、運動ができる子は、ただ好循環になっているだけです。赤ちゃんのころから、やってみるからできるようになる。できるから楽しい。楽しいからもっとやる。もっとやるから、どんどんできるようになる。

つまり、よく動く子が運動神経が良いって、すごく単純で当たり前な話なんです。この好循環になれば、どんどん子どもの運動神経は良くなります。

逆に、からだを動かさずにいると悪循環になりやすいです。特に、かけっこが苦手なだけで、からだを動かす事が苦手と勘違いしてしまうと、自信もなくしてしまい悪循環に陥りがちです。やらなかったから、やれない。やれないから、やらない。この悪循環になると、どんどん運動嫌いが加速して運動神経が悪くなってしまいます。

このページをご覧の方は、お子さんの運動神経についてお悩みの親御さんも多いのではないでしょうか。もう遅かったなんてことはありませんよ。これを読んでくださった今が一番早いです。今が一番お子さんが若い時です。できるだけ早くに好循環にしてあげると、親も子どもも楽になると思います。

慎重派の子どもの運動神経を良くするコツ

では、どうしたら慎重なお子さんの運動神経を良くする事ができるのか。その方法は、からだを動かすことを好きにさせるということです。からだを動かすことは楽しい!という気持ちを育んであげることで、自分から積極的に体を動かす流れを作ってあげることができます。

そして、すこし大きくなったら、スポーツの中に得意分野を見つけてあげましょう。

どんな子にも、その子その子で得意分野があります。走るのが遅い子はどんなスポーツもできない、と勘違いして、どこか諦めている親子さんもいるのではないでしょうか。しかし、そんなことはありません。

世の中には、たくさんのスポーツがあります。水泳、野球、サッカー、バスケ、バレーボール、ダンス、テニス、空手や剣道などなど。ぜひ、あなたのお子さんに向いているスポーツを見つけてあげて、自信を持たせてあげましょう。

我が家の体験談

私は、自分が子供の頃に運動神経が良くないことで、嫌な思いを沢山してきました。そのため、息子達には同じ思いをさせたくないとの気持ちで、生まれる前から子供の運動神経を良くするにはどうしたらよいのか、色々調べていました。

そんな我が家に、性格の全然違う2人の息子が生まれてきてくれました。

まずは、長男から紹介します。彼はとても慎重派でした。ハイハイを始めたころ、ダイニングテーブルの下を通らない事に気づき、なんと慎重な子だろうと驚かされました。もちろん机の上に上ることも一度もありませんでした。そして、1,2歳の走り回る時期になっても、同じおもちゃでじっと遊ぶ落ち着きのあるタイプでした。お気に入りのおもちゃがあれば平気で2時間くらい同じ場所で座っているような子どもでしたので、周りのママからはよく驚かれました。そして、人見知りもあり、どこへ行ってもずっと私のそばを離れませんでした。ですので、必然的に運動量は少なかったと思います。

もちろん、公園に連れて行ったりして、からだを動かす工夫はたくさんしました。しかし、本人の慎重な性格、大人しくて気が長い性格の影響を受け、幼稚園に入るタイミングでも体の動かし方や走り方がぎこちない状態でした。

幼稚園は、からだを楽しく動かす取組みのある園を選びました。しかし、本人が自主的に動きまわるタイプではなかったので、運動量は少なかったです。ですから、周りのお子さんより運動は不得意なタイプでした。親としては、「動くのは嫌いではない」という状態に保つだけで精一杯でした。

なんとか体を動かす習慣を身につけさせたいと考え、年少からスイミングにも通わせました。みんなについていくのがやっとかな、と予想をしていましたが、予想外にスイミングはどんどん上達しました。あっという間に四泳法を習得し、スイミングスクールの先生からもこんなに早く昇級する子はいないと驚かれた程です。ここで、息子にも向いているスポーツがあるという事が分かりました。

小学校入学以降は、仲良しのお友達と武道を新たに始めました。たくさんの友達と過ごしながら、楽しくからだを動かす環境で過ごす事ができました。その武道で賞をもらう事もたくさんあり、本人の自信にもつながりました。

低学年の頃は、学年で1番足が遅い時もありました。しかし、高学年になる頃には、走り方も普通になり、運動会の徒競走で6人中2位を取れるまでになりました。「運動することは好きである。」と息子の口から聞くこともでき、ほっと一安心しました。

次に次男を紹介します。彼は、チャレンジ精神旺盛な子でした。どんどん勝手にチャレンジし、大怪我もしながら活発に育ちました。あまり、運動をさせなきゃと意識する事もありませんでしたが、走るの大好き、ドッヂボール大好き、サッカー大好きになっていました。

まとめ

運動ができるか、できないかは、小さいうちから動いたから出来る、動かなかったから出来ない、ただそれだけです。(ここで言う【運動ができる】とは、オリンピックを目指すようなトップアスリートのレベルの話ではないですよ。学校生活で困らないレベルの運動能力です。)

つまり、子供の運動神経を良くしたかったら、たくさんの運動体験を積ませてあげましょう。

生まれつき慎重派のお子さんは、動くことをあまりしたがらないので、親の頑張りが必要です。積極的に体を動かさせる工夫をしましょう。小さいうちから始めれば、小さな頑張りで大きな成果となりますよ。

性格が影響しますので、親の思い通りにはならない事が多いと思います。できるだけ、お子さんが喜んで体を動かす環境を用意してあげると親も子供も負担が少ないと感じます。

親が子供の可能性を諦めてしまったら、子供は自信を無くしてしまいます。ぜひ、子供と一緒にじゃれあって、からだを動かすことを楽しんでくださいね。そして、得意なスポーツを見つけて自信を持たせてあげましょう。

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