のろまな自分を治すため、さまざまな工夫をしてきましたが、その中で、今回は私が意識的に気をつけていることを5つご紹介します。
選択を減らす。
人生は選択の連続です。人生の選択と言われると、就職や結婚、出産、引っ越しなど大きな変化を想像する方も多いと思います。しかし、人間はもっと小さな事まで日々選択し続けています。
今日のご飯は何にするか、どんな服を着るのか、どこに行くのか、何時に起きるのか、、、、などこの様なことだけではありません。
朝起きて、トイレに行くのが先か、洗顔が先か、水を飲むのが先か。細かな事でも選択するためには、意外に時間を消費しています。選択している時、周りからはぼーっとしているように見えます。しかし、自分は一生懸命悩んでいるので、時間が経っていることに気が付きません。このタイミングが多ければ多いほど、のろまであるということになります。ですから、選択は極力少ない方がいいのです。
部屋を整理整頓する。
部屋が散らかっていると、頭の中身も散らかっています。様々な物が出しっぱなしであったりすると、いちいち目に入って思考の邪魔をします。自分では意識していないと思っていても、必ずあなたの注意を奪っています。
あのプリントは捨てるやつだな…。昨日から置いてあって、昨日も同じことを考えたな。息子に要らないなら捨ててと伝えたのに、捨ててない。ああ、自分で捨てちゃおうかな。本人に捨てさせるのは面倒だな…。
見るたびに、毎回毎回あなたの思考は奪われてしまいます。ずっと同じ場所にある場合、同じ事を何度も何度も考える訳ですから、こんな無駄な時間と脳の使い方は無いですよね。ですから、なるべく部屋は綺麗にして、物の露出を少なくすると、思考が邪魔されません。
一歩先のことを考える。
先を見通して、行動しましょう。慣れるまでは、一歩先を想像しながら行動しましょう。
それに慣れたら一時間先を。そして、半日先を、一日先、一週間先を見通して行動しましょう。どんどん先を見通して行動できるようになると、楽になります。
一日の活動スイッチをOFFにするタイミングを変える。
帰宅をゴールとすると、その後がグダグダになりがちです。疲れて帰宅した時に、疲れたことに集中すると、そのままぐったりとソファーコースです。
お勧めは、帰宅の途中から帰宅後の行動をイメージしておくことです。それだけで、やる気が湧いてきます。活動スイッチのOFFのタイミングは、お風呂の後や、布団に入った時に設定し直すと、その日を思い通りに過ごせます。
作業を小分けにする。
作業はステップが小さいほど、始めやすく負担が少なくなります。
例えば、ご飯を作るのもご飯作りと一つにまとめてしまうと、大変な感じがしてしまいます。しかし、空いてる時間に炊飯器にお米だけは研いでタイマーセットしておくだけで、ハードルは下がります。
前日のお味噌汁を多めに作り、汁物が事前にあれば、料理の負担は激減します。
このように作業はできるだけ小分けにして、小さなハードルにするだけで、スムーズにやりたい事ができるようになります。



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